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活動報告

東日本大震災五回忌慰霊の旅~岩手県陸前高田市、大船渡市、花巻市~

大きな観音様は「悲母観音」

岡山県宗務所と一心寺で岩手県へ東日本大震災慰霊の旅へ。
一日目は陸前高田市の妙恩寺様へ参拝。もともと妙恩寺は有名な「奇跡の一本松」がある場所にありましたが、津波で流されてしまいました。そしてこの度、少し場所を変えた所に再建され、身延山大学で作成された、「悲母観音」像が立っていらしゃいました。皆でお経をあげ、亡くなった方々がこの観音様の慈悲によって慰められるようお祈りいたしました。

奇跡の一本松

陸前高田市の「奇跡の一本松」この松はあの日の出来事を全て知っています。永遠にその凄まじさを伝えるため、この地で生き続けます。

慰霊碑で東日本大震災五回忌法要

2日目の4月11日は雨でした。昨年一心寺と岡山県宗務所で建てたお題目の慰霊碑の前で、東日本大震災五回忌法要を営みました。この地は津波がこのお題目の碑の高さまで来たらしく、この地にあった、岩手の法華寺様の布教所は流されたそうです。
この日の雨は亡くなられた方々の涙のようでした。

宮澤賢治のお墓参り

3日目に花巻にあります、身照寺様へお参りに行きました。ここは宮澤賢治のお墓があります。皆でお墓の前でご回向させて頂きました。御住職様のお話によると、花巻では、「法華信仰者は村八分」というくらい、法華信仰者に厳しい場所のようで宮澤家も熱心な真宗の檀家さんだったそうです。ですが、賢治の死後、賢治の生前の熱心な法華信仰を思い、日蓮宗に改宗したそうです。

旅を通して

もう昔のように思ってしまいがちな、東日本大震災。現地に行くとまだまだ傷跡が残っています。そして、被災された方々は今も尚、多くの苦しみを抱え、亡くなった方々の魂は涙を流されているように思います。震災直後に現地の方が言われました。「忘れないでほしい」人々の記憶から消えていくことが、やはり一番辛いことだと思います。これからも毎日祈ることを続けようと思いました。